30歳Web業界未経験でWebディレクターとして働くことになりました

稼げるwebディレクターになる為には…

早いもので2015年の7月からwebディレクターとして働き始めて約半年が経ちました。

自分が30を過ぎてから全く未経験の職種について、それなりに会社で評価して頂いているのを考えると、
webディレクターという職種はある意味凄く敷居の低い仕事だなぁと思います。
今日はなんでそんな事を思うかの理由についてつらつらと書いてみます。



会社内で一番の稼ぎ頭の上司が良く言っている言葉があります。

「私はweb製作の事なんて全然詳しくない。分からない事があれば分かる人に聞けばいい。」
「webディレクターに一番必要なのは基本的なサラリーマンスキルだ。」

こんな事をよく言っているんですが、web業界半年の自分でも知っている様な事を知らなくて
本当にびっくりする事があります。特にマークアップ関係が非常に弱い上司なんですが、
自分に対して平気で「mogutakaさん、cssで指定しているこの!importantって何ですか?」
とか聞いてきたりします。上司はサイト製作を自分でやった事がないので知らないのも無理は
ないのかな?と思いますが、10年以上web業界にいてもそんな感じなんだな!?と驚く事も多いです。

他にもphotoshopとかillustratorなんて全然使えないですし、
(その変わりoffice系は物凄く使いこなしてます)
製作周りの知識とかスキルなら自分のがある部分も結構あるな、と思うレベルです。

だけど、この上司が自分の10倍、会社内でもダントツの売り上げを持っています。

そんな上司の何が凄いかというと、やっぱり抜群にコミュニケーション能力が高いんですね。

それに加えて国語力が高いので、クライアントやスタッフに対して要点をまとめて話を
したり指示をしたりする事がとても上手いです。クライアントとの電話対応なんて、
本当にこの人は喋りが上手いな〜と聞いていて関心する事が多々あります。

上司自身が良く分かってない製作に関する質問に対しての上手いかわし方なんて、
「よくあんなにスムーズに知らない事を知ってる風に話せるもんだなぁ!」と感心します。


そんな上司を半年ほど見ていて思う稼げるwebディレクターになる条件はこんな感じです。

1, 人に好かれるキャラクターである
2, とにかく喋りが上手い
3, 論理的に考えて、情報を整理する力が高い
4, ピンチになっても動じない、内心ビビっていてもそれを表に出さない胆力
5, お金を稼ぐという事に対する強い意識
6, 強い責任感

この条件って、別にwebの知識が無くても素質として持っている人はいると思います。
勿論必要な知識を学習していく意識はとても大切ですが、その前の段階で必要な
人間力」的な部分が非常に大きい職種なんだな、と思う事が多い半年間でした。

そしてwebディレクターは業界の中では収入面で製作スタッフより平均的に高い傾向にあり、
プロデューサーなどの更に稼げる上流工程にステップアップしやすい職種です。

もしこのblogを読んでいる人で転職を考えていて、上記の条件に結構あてはまるな!
とい方がいたら、なかなか面白い仕事ですのでオススメいたしますよ。


2016年、稼げるディレクターになりたいな!

今年も宜しくお願いいたします。