30歳Web業界未経験でWebディレクターとして働くことになりました

メールを書くのは定型文を活用すると楽チンです

前回の更新から、ちょっと日にちが空いてしまいました。

Blogの最初の目標は2日以上間隔を空けないで書く!
でしたが、仕事が始まるとやっぱりなかなか文章を書く時間が確保出来ないですね…。

でも、せっかく始めたBlogなのでちょこちょこ書いて継続していきたいです。


会社に入ってから色々と便利なフリーソフトを教えて貰う機会があります。
やっぱりWeb製作会社という事もあり、PC関係に詳しい人が多いので、
いろいろな便利技を教えて貰えてありがたい。
そんな中でも、最近使っていて実に便利やなぁ、と思うソフトを1つ紹介します。

それがクリップボード拡張アプリ「Clibor」です。


Q. クリップボード拡張アプリって何ですの?

A. 普通は1つしか覚えておけない「Ctrl+C」でのコピーを沢山覚えておける様にするアプリです。


「Clibor」の起動画面はこんな感じ↓
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このソフトの素敵なところはまず起動が「Ctrl×2」で超簡単。
そして、定型文を登録出来るのがとても便利。

仕事をしてると、メールを打つ機会がとても多いです。
そして、だいたい最初の挨拶とか、〆の文章とかはだいたい一緒。
そういういつも使う文を定型文に登録しておくと、「Ctrl×2」で呼び出して、
定型文を選んで貼り付けるとメール作業がだいぶ楽になります。

ちょっと古い記事ですがLIGのブログにも紹介されていました↓liginc.co.jp


だんだんと任される仕事も多くなってきたので、時間を少しでも効率的に
使える様に、毎日決まってやる仕事の効率化を少しずつでも進めていきたいです。

ダウンロードはこちらからどうぞ↓
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se472890.html

読書録「マネジメントは理系的思考でうまくいく」


上司が「面白いから読んでみな」と貸してくれた本。

自分ではなかなか本屋で手を取ってみようとは思わない、いわゆるビジネス書。
予想通り、自分にはちょっと理解しづらい(というか、マネジメントする立場じゃないから共感部分が少ない)本でしたが、面白いと思った部分もあったのでそのメモを。


★★☆☆☆(Amazon風に5つ星評価で星2つ)

全体的にたいしたキーワードでも無さそうな単語をいちいち太字&マーカーで強調されており、
その表現方法がちょっとうざい。そして全体から伝わってくる筆者の「理系最強!!」的な価値観。
もろ文系の僕としては、なんか居心地の悪さを感じる本でした。


そんな中でも、面白いなと思った点に関する部分を引用します↓↓↓
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【アイデア出しを科学する】

私は、この「アイデア出し」という仮説力を科学するために、コンサルティングを通して、
さまざまな企業のさまざまな局面(経営戦略やマーケティング戦略立案、組織改革…)で、
さまざまな人たち(新入社員から役員まで)にさまざまな方法(ブレーンストーミング
レポート提出、企画会議…)でやってもらいました。
そして、この多くの現象を見て「なぜ?」と考え、原理・原則を発見しました。

イデア出しの第一の原理・原則は、世の中には「アイデアを出せる人」と
「アイデアを出せない人」という二通りの人間がいることです。
「出せる人」はどんなテーマでもアイデアを出すことができ、「出せない人」は
どんなテーマでも出せません。だから、「アイデア出し」という仕事のマネジメントを
するなら「アイデアを出せる人」だけを集めて考えることです。


⇒⇒「アイデアが出せる人」「出せない人」に関しては、自分の経験上からも「どうもそうらしい?」
   と考えていたことだったので、この文章を読んでちょっとすっきり。「アイデアを出す」という
   行為は誰でも出来そうだが、実は凄く個人差がある能力で、苦手な人にそれを強要する事は
   かなり苦痛になってしまう事だと思う。「アイデアが出せない人」がいる。これは僕が物凄い
   「方向音痴」で、これを改善する事は出来ないと諦めている様な、個人の能力の資質の問題。
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他にも「アイデアが出せる人」にも2種類ある事の解説が書いてあり、
それは「アイデアを出すスピードが速い人」と「アイデアを出すスピードが遅い人」

そして、アイデアを出すスピードが遅い人は、企画会議などがある際に前もってアイデアを考えて
おく「準備」の重要性などについて書いてありました。自分は「アイデアが出せる」タイプだけど、
そんなにポンポン出せる「スピードが速い人」ではないので、この点はこれからも意識しておきたい。


本の中ではアイデア出しが得意な人の特徴として以下の点があげられていました↓

・「まわりの人がそれはできないだろう、無理だろう」というアイデアを出せないか?と無意識に考えている。(まわりを驚かそうという意識がある)
・自分の頭の中でアイデア出しの際のチェックリストがあり、それが構造化されている。
・人のアイデアを真剣に聞いていない。その意見を自分のアイデアにどう活用できるか?という視点で聞いている。
・思い浮かんだらすぐ言う

イデアマンと呼ばれるような人はこんな思考回路を持っているそうです。
皆さんは当てはまりますか?


Webディレクターとして、企画力はかなり重要な能力になるので、その辺についての考えを少し整理出来て良かったです。そのあと、アイデア出しに関して気になっていろいろググってたら面白そうな本があったのでさっそくポチりました。

スウェーデン式 アイデア・ブック

スウェーデン式 アイデア・ブック


中古で買ったので送料入れて387円。ありがとうAmazon

(ぽちった後のAmazon倉庫の様子)

www.youtube.com

1ヶ月が経ちました

5月末に求職者訓練校を卒業し、7月15日からWeb制作会社で
ディレクターとして働き始めて1ヶ月が経ちました。


「いやぁ〜面白いね。」


30歳になって初めて仕事を面白いと感じています。

勿論今までの仕事で面白いと思った瞬間は何度もありますが、
そういった感覚とは違う、ディレクターという職種の面白さと、
自分の能力との相性の良さを感じています。

前回の記事にちょろっと書いたのですが、現在初めて自分が担当する案件
が始まりまして、それが地方の建設会社のHPリニューアルという仕事です。

そして、このサイトがまぁ超ドイヒーなんですね。

10年以上前に作られたサイトがほとんど更新されずにそのまま
放置されている感じでして、それをまるっとリニューアルします。

昨日、お客さんへサイトリニューアルの企画書を提出したんですが、
この企画書作りとか凄く楽しいです。勿論初めて作るものなので、
戸惑う部分も多いのですが、「問題点を見つけてその改善策を提案する」
という仕事が凄く好きな様です。

ディレクターの仕事の面白いところは、
「そもそもこのリニューアルするサイトの目的は何なのか?」
「ユーザーはどんな情報を求めてこのサイトを訪れるのか?」
みないな、企画の根本になる部分を一番先に考える事が出来る事だと思います。

そして、それを企画書にまとめるのも面白い。
「どういう言葉を選べばお客さんにこちらの意図が正確に伝わるか?」
「どういう構成で企画を提案すれば、お客さに興味を持って最後まで
 読み進んで貰えるか?」


いやぁ〜、こういうの考えるの面白いね。


「モノづくりに関わった仕事がしたい。でもずーと作業だけするのは飽きる。
人と話したりしたいし、面白いアイデアを考えてそれを提案したりもしたい。
できればデザインに関わる部分もやりたい!」

前職を退職した時に、こんな仕事に就けたらなぁ〜と考えていた事を
Webディレクターは全てクリアしてる職業だわ。素晴らしいね!

ほんと、30前に求職者支援訓練校に通って、今まで全く経験した事のない仕事に
挑戦する!という決断をして良かったです。それを考えたら、前職の常に怒鳴り続ける
怒りの神みたいな社長にも感謝ですな。あなたのおかげで今、面白い仕事をしています。


もしかしたら2ヶ月が経つ頃には「辞めたいズラ…」とか言いだしてるかも知れませんが、
今の所楽しく働けています。日曜日の夜に、月曜日が来るのが憂鬱じゃないのは
本当に初めての経験で、こんな気持ちになる事があるんだな!と自分でも驚いています。


以上、Webディレクターとして働き初めて1ヶ月が経った、正直な感想でした。

戦後70年談話

昨日安倍総理が発表した談話が素晴らしかったです。

仕事の帰りの電車の中でスマホで読んでいたら、あまりに良い内容だったので
ちょっと鳥肌が立ちました。ちゃんと読んでない方は是非ご一読を。

www.kantei.go.jp

いろいろなメディアで取り上げられているので今更ですが、
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日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。
あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、
謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。
しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から
向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。
.......................

という部分は特に良かったですね。
「犯罪者の子供は犯罪者」みたいな無茶苦茶な理論を押し付けられてい現状を、
このまま続けてはいけない!という強い意志表示。
そして、「未来志向」=「戦争の歴史を忘れる」という事ではないという大切な説明。

この気持ちは多くの日本人が共感できるものなのでは、と思います。


他にも、
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百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。
圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。
その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません。
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辺りの文章は、当時の時代背景において「植民地を持つ」という事が
どういう事だったのか?を考えるいいきっかけになる部分だと思います。




「安全保障関連法案」を「戦争法案」と呼び、安倍首相は戦争をしたがってる!ヒットラーだ!
なんて叫んでいる人達は、この談話をちゃんと最初から最後まで読んで欲しい。
この談話を読めば、安倍首相が「また戦争をしたい」なんて気持ちが微塵も無い事が分かる筈。
しっかり談話を読んで、それでも安倍首相は戦争をしたがってる!というのなら、
もうその人達は人の意見に耳を傾ける事を止めて、完全に思考停止をした人達なので、
何を言っても無駄なんだと思います。自分の信じる言葉しか聞こえない状態になっているから。



「自分の考え方を変える」という事に常にオープンでいたいな、と思っています。


それは「信じる」という事をしないという意志表示でもあります。

「信じる」ことの怖さは、信じた瞬間から「自分で考える事を止めてしまう」ことにあります。
それはとてもラクなことですが、一歩間違えれば、天皇を崇拝し「日本=神の国」と信じて、
戦争に突き進んでいった昔の日本の様な事になってしまう危険性を孕んでいます。

「安倍首相=ヒットラー」だと信じている人達には、安倍首相のどんな言葉も届きません。
それは、もう安倍首相について考える事を止めてしまっているからです。


感情的な対立を抜きにして、まず相手の言ってる事にちゃんと耳を傾けること。
その上で、もし自分の考え方が間違っていたと思ったら、それを素直に認めて訂正すること。


難しい事ですが、それができる大人でいたいと思っています。

読書録「だから、Webディレクターはやめられない」

だから、Webディレクターはやめられない―できるWebディレクターの成功戦略

だから、Webディレクターはやめられない―できるWebディレクターの成功戦略


仕事を始めて3週間程が経ちました。早く来てくれ給料日。お金が無いぞ、困ったぞ。



さて、まだまだWebディレクターって何なんだろう?という事は分かっていない部分が多いです。
何故かというと、Webディレクターの仕事って人によってかなり違うから。

会社の中に4人いる先輩ディレクターたちの仕事の仕方を見ていても、そのやり方は実に
多種多様な感じ。自分がくっついている上司のYさんはディレクターとしての業務の中でも、
企画、設計、進行管理、営業が得意なタイプ。でも自分でコーディングやデザインなどはできません。

社内にいるTさんはプログラム系に強いので、必要があれば自分でサーバーの構築などの設定もやるし、
コーディングなども簡単な物は自分でやってしまう感じ。でも、営業力的な部分は弱そうです。

そんな感じで幅広いWebディレクターの業務を理解する為に、会社外の人の話も聞きたいなと思い、
表題の「だから、Webディレクターはやめられない」を読んでみました。


「だから、Webディレクターはやめられない」

★★★☆☆(Amazon風に5つ星評価で星3つ)

以下が簡単な感想です↓↓↓
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まず印象に残った部分は「Webディレクターに必要な能力」という部分。
作者の方が重要だと思う順に並べて書いてありました。

1. 責任感
2. 自分をもっていること
3. 好奇心・向上心
4. Webの知識
5. 決断力
6. コミュニケーション力
7. プレゼン力

が大切だということです。
さて、自分はこの能力をどれだけ満たしているだろうか?
一番足りてない感じがするのは「3. 好奇心・向上心」と「4. Webの知識」かな。
Webの知識はこれからどんどん学んでいくとして、勉強やインプットが苦にならない、
「好奇心・向上心」をしっかり持っていきたいですね。


その他には、ディレクターの仕事はWebサイトを作りたいというクライアントが
いた時に「そもそもなんでWebサイトを作るの?」「何が目的 or 目標なの?」
という根本的な部分をクライアントと一緒に考えることが大切だということが書いてあり、
クライアントとそういう関係性で仕事が出来るようになりたいなぁと思いました。

この本を一冊読むと、Webディレクターとしての業務を一通り確認する事ができ、
かつ、製作のフェーズごとに気をつけるポイントなども書いてあり、実際の製作の際に
ちょこちょこ本の内容を確認するといい参考資料になりそうです、

周りに参考になる先輩Webディレクターのいない新人Webディレクターや、
今後Webディレクターになりたいと思っている人は読んでみて損のない本だと思います。
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今週から新規の案件を担当する事になりました。

製作するサイトは不動産会社のHPです。
予算が少ないので、デザインとかの部分もかなり自分の好きにやっていい
(デザイナーさんを使うお金が無い)との事なので非常に楽しみです。

予算内で素敵なサイトを作るぞー!

さよならホテルオークラ

1962年開業、当時の日本における最高の建築、工芸技術を集約して作られ、
海外からも「日本モダニズムの傑作」と高い評価を受けてきた、ホテルオークラ東京の
建替えが9月から始まります。

ホテルオークラを愛する世界中の著名人が建替に反対を表明し、様々な形で建物の保存を
訴えていたのですが、それらの活動も実らず、今年の8月一杯で現在のホテルオークラ東京
とはさようならにすることに。casabrutus.com


無くなってしまう前に、一度見に行きたい!ということで先週の日曜日に友人達と
朝8時半からの朝食を予約(予約は昼も夜も一杯で朝しか空いてなかった)して、
遊びに行ってきました。


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広々とした美しいロビー①

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広々とした美しいロビー②

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四弁花紋という模様らしい

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丸一日浸して作るフレンチトースト(激ウマ!!)

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照明が素敵でした

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オーキッドルームのお店入り口ロゴ


ホテルオークラ東京は、開業から50年以上も経っているにも関わらず、
全く時代的な古さを感じさせない、普遍的な美しさを持った空間でした。
その空間の中にある全てのものが、丁寧に作られ、50年以上にわたってずっと
大切に使われてきた事が伝わってくる、本当に素敵な空間でした。

取り壊されて無くなってしまうまでに、一度見にいけて良かったです。

ferretというサイト見てますか?

ferret-plus.com

Web関係の情報を発信してくれるサイトは沢山ありますが、
このferretというサイトはWebディレクターにとってはとても有益なサイトだと思います。

日々更新される情報も非常に為になりますが、中でも魅力的だと思うコンテンツは、
会員登録して使える「Webマーケティングを基礎から学ぼう」という学習コンテンツ。
(facebookアカウントで利用できます)

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↓中のコンテンツはこんな感じ
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コーディングやプログラミングに関しての学習サイトは色々知っていますが、
マーケティングに関してこういう風にコンテンツがまとまっているサイトは、
今のところ僕はferretしか知りません。

自分の学習の進捗状況なども記録&確認できるし、まだ取り扱っている語彙は少ない
ですが、専門用語の解説に「会話の中での使用例」が載っているのも非常に魅力的な
コンテンツだと思います。


Webディレクターという仕事は、いろんな職域にまたがった営業の様な、
中間管理職の様な仕事なので、コミュニケーションをとる相手が非常に多くなります。

制作側では社内、外部の協力会社にいるデザイナーやプログラマー、コーダー…etc。
クライアントは行政関係の公務員もいれば、広告代理店、一般的な民間企業の方など
多種多様な人達がいますので、それぞれ違った分野の方達と適切にコミュニケーションをとって、
Web製作を進めていく舵取りをする必要があります。

そんな仕事なので、多種多様なプレイヤーと適切なコミュニケーションを取る為に必要な、
広範な知識(専門家のような深い知識は無くても平気)が必須になってきます。

そんな学ぶこと山盛りの僕の様な新人Webディレクターにとっては、ferretはとても為になる、
無料でマーケティング系の事が学べる素敵なサイトです。
使ってない方は是非チェックしてみて下さい。